プログラム

Program
-TAKUMI- 匠
ドキュメンタリー

はるか昔から受け継がれてきた知恵や技術、並々ならぬ精神や美的感覚。
その伝統を持ってして、精魂こめた本物を作り出す職人、匠。
今日まで人々にもたらしてきた感動と尊敬の念を込めて、
匠が織り成す“ものづくりの原点”や、“匠の技”を伝えるドキュメンタリー番組。

ナビゲーター:畑中ふう


老松
(おいまつ)

京都・北野天満宮東門前、団子発祥の地、京都最古の花街「上七軒」に店を構える。
京菓子の伝統を現代に受け継ぐ老舗。

京菓子の伝統をふまえながら、その形や素材に、たえず新しい息吹をふきこんでいる。

老松ホームページ
http://www.oimatu.co.jp




 



ドキュメンタリー「-TAKUMI-匠」:第9回 京菓子職人
京都・北野上七軒。
北野天満宮のそばに店を構えるのは、「有職菓子御調進所 老松」。
京菓子の伝統を受け継ぐ、由緒正しき老舗。
 
「有職儀式典礼に用いる菓子、または、茶道における菓子」と定義される京菓子。
和菓子の一つでありながら、固有名詞として全く違った役割を担う。
京菓子の伝統をふまえながらも、その形や素材に、たえず新しい息吹をふきこんできた老松。婚礼、茶席菓子のほか、京都の歴史をふまえた風土菓子、日本古来の原材料について考える菓子、伝統文化を伝承するための菓子など、菓子を通して歴史文化を次世代へ継承するため、さまざまな試みを行っている。
 
そんな理念を継承する老松を代表する菓子として、うだるような暑さにピッタリの菓子として、長く愛され続けている菓子がある。

「夏柑糖」(なつかんとう)…
純粋種の夏みかん果汁と寒天をあわせ、再び皮に注いで固めた寒天菓子。
戦後まもなく物のない時代、庭にあった夏みかんの果実から発想を得たこの菓子は、夏の繁忙期には1日におよそ2000個もの製造、出荷を行う人気の一品。
 
しかし、昭和50年以降グレープフルーツの輸入自由化などにより、夏みかんは甘夏に作付け転換され、その姿がほとんど消されてしまったことも。原産地である山口県・萩の各農家に依頼し、種の保存と品物の確保にも尽力した。その後、和歌山の産地農家からも協力を得て、老松独自の創作菓子としてだけでなく、日本が誇る原産果物の保持にも貢献している。
 
そんな「夏柑糖」は多くの従業員によって作られている。
効率よい確固たるラインの中で、ひとりひとりの手作業により製造・出荷、販売まで行われている。
それぞれが、それぞれの菓子に技術や想いを込め、作り出され、販売される。
そこには、お客さんの気持ちを、想いを汲み取ろうとする姿勢がある。
 
本来は、ひとつひとつがオーダーメイドである京菓子。
四季・二十四節季を表現することに重点を置いた風物であり、食べる人物や場所、器までをも考えて総合的に形作られる。菓子を通して、食べる人にメッセージを伝えるのが、京菓子なのだ。
菓子をもってコミュニケーションをとる。
その想いをもって、今日もお菓子を作り続ける。

過去の番組内容・ダイジェストムービー
過去に放送した番組のダイジェストムービーをご覧頂けます

第1回:酒蔵職人(京都:松本酒造)

200有余年の歴史を有する松本酒造を訪れる。
米文化の華、日本酒の魅力に迫る。
過去のダイジェストムービー第2回:和紙照明職人(京都:あかりデザイン工房)

和紙を使って照明を作り出す匠が登場。
匠が生み出す手漉き和紙の風合い、質感が放つ癒しの照明…その魅力に迫ります。
過去のダイジェストムービー 第3回:伊賀焼職人(三重:長谷園)

三重県伊賀市で、伊賀焼の伝統を受け継ぐ匠が登場。
「作り手こそ、真の使い手であれ」をモットーに愛される陶器作りを目指す姿を捉える。
第4回:野谷久仁子(革職人)
第4回:革職人(野谷久仁子)


手縫いにこだわる革職人・野谷久仁子が登場。
革の持つ風合いや、手縫いの魅力を大切にする
姿やその作業風景をお届け。

 第5回:自転車職人(赤松省吾)
第5回:自転車職人(赤松省吾)


オリジナル自転車とオリジナルパーツ・工具などをフルオーダーで製作する
自転車専門ショップ「工房 赤松」を営む赤松省吾が登場。
妥協を許さないその制作過程や現場を。

過去のダイジェストムービー
第6回:仏像彫刻師(須藤光昭)


伝統の技と仏像彫刻の真髄を探究する仏像彫刻師・須藤光昭が登場。京都・山科にある仏像彫刻工房を訪れ、その製作過程や、流行に流されない伝統の奥義を追求する姿を追う。

第7回:鍛金職人(稲垣大)
第7回:鍛金職人(稲垣 大)


鍛金という技術を用い、日常使いの金属製品を生み出す匠・稲垣大が登場。工房「Dine Factory」を訪れ、鍛金に取り組む姿を追う。

第8回:漆工芸家(新宮州三)
第8回:漆工芸家(新宮州三)


通常は分業する木地作りと漆がけを一人で行い、木の想いを伝え、木の力を直に感じ取ることにこだわり続ける新宮州三の姿を追う。 

放送スケジュール
8月1日(日)24:10
8月3日(火)27:10
8月4日(水)21:30
8月7日(土)27:00
8月8日(日)22:00
8月9日(月)27:10
8月12日(木)21:40
8月13日(金)27:00
8月15日(日)22:00
8月16日(月)21:40
8月17日(火)27:10
8月20日(金)21:30
8月22日(日)22:00
8月24日(火)21:40
8月25日(水)27:10
8月26日(木)21:30
8月27日(金)22:10
8月28日(土)22:40
8月29日(日)21:30
8月30日(月)21:30